知ってたほうがいいかも!!保険のあれこれ

現役の保険代理店の営業が日々の活動で感じたこと、思ったことを書こうと思います。みなさんのお役に立てれば幸いです。

学資保険は結局どれ選ぶ?

こんにちは

 

今回もお立ち寄り頂きありがとうございます。

 

現在は7月31日で子供たちも夏休みで真っ黒に日焼けして遊んでいる子が多いですね。

 

そんな子供たちの将来のために準備してあげるのが学資保険です。

 

前回は学資保険の考え方や、いくら準備したらいいかなどをお伝えしました。

 

今回は、学資保険の中身とどんな学資保険がいいかをお伝えします。

 

学資保険の最大の目的は教育資金をためることです。

 

これが一番重要になります。

 

では学資保険を選ぶときのポイントです

1、貯めたお金の受け取り方!

2、払込期間

3、保障内容

4、返戻率(払込総額に対しての受取金額の割合)

 

です。

 

 

 

 

 

1、まずはお金の受け取り方です

 

多くの学資保険は

●18歳もしくは17歳時に一括で受け取る

もしくは

●大学入学時の18歳から22歳まで毎年受け取る学資年金

の2通りが多いようです。

 

中には、15歳の中学校卒業や、高校入学で受け取れるものもあります。

 

プランの設定としては、総額でいくら受け取るかを決めて、その総額に対して5年で分割する商品と

受取総額と基準学資年金額を決め、その50%を2年目以降の年金で受け取るというプランとがあります。

 

12歳や15歳でお祝い金が受け取れるプランもありますが、受取金額の総額が増えることはありません。結局総額は同じです。

 

一括受取と年金受取ではどちらが多く受け取れるかといえば、年金受取です。

 

次は・・・

 

2、払込期間

 

 

この払込期間も重要です。

 

多くのばあい10年(歳)、17歳、18歳とがあります。

 

10年のように払込期間が短いほうが支払い総額が少なくなりますが、

月々の支払いは高くなります。

 

無理なく支払えそうならなるべく早めに終わらせるのがお徳かもしれません。

 

また、月々払っていくよりも、年1回払ったほうがさらに総額は少なくなります。

 

あと、重要なことのひとつに、お金受け取る時期の問題があります。

18歳払込終了でも、18歳の誕生日月で払込終了というわけではないですし、18歳の誕生日月で受け取れるわけではありません。

 

18歳になった年の契約応答日まで支払い、受取になります。

 

誕生日と、契約した月によっては17歳払込にしないと大学入学に間に合わないこともありますのでご注意ください。

 

3、保障内容

 

 

学資保険はお金を貯めるものとはいえ保険なので、保障がついているものがあります。

どんなものが保障されているかといえば

 

ほとんどが

保険料払込免除です

保険契約者が以下のいずれかに該当したとき、次の払込期月以後の保険料のお払い込みが免除されます。

  1. 契約者が保険料払込期間中に死亡したとき
  2. 契約者が、保障が始まる日以後の病気・ケガを原因として所定の高度障害状態になったとき
  3. 契約者が、保障が始まる日以後に発生した不慮の事故によって180日以内に所定の身体障害状態になったとき

 

つまり、契約するパパさん、もしくはママさんが亡くなったときや、事故や病気で身体障害になった場合、保険料は払わなくてもいいですよってことです。

 

保険料払わなくても、ちゃんと18歳になったらお金は出しますね。ってことです。

 

なので教育資金の対策はできてますといえます。

 

ただ、逆に言うと、18歳になるまではお金はでません。

18歳になるのを待つしかないです。

 

と言う保障がついています。

 

今の学資保険は貯蓄に重点を置いているので保障は小さいです。

 

少し前までの学資保険では契約者のパパさんやママさんが亡くなると「育英年金」

がもらえるものもありました。

この類の商品は保障に回るお金が多く、積立に回す金額が少ないため、なかなかたまらないということがありました。

 

ご注意ください。

 

最後に

 

4、返戻率です

 

これは保険での貯蓄性のある商品では必ず出てくるワードです。

 

払込み総額に対しどれくらい受け取れるかというのをパーセンテージであらわしています。

払込総額を100%として100%を超えれば、増えている100%以下なら元本われということになります。

 

今は、積立するには金利状況もよくはありません。

 

それでも多く増やそうとすると

「払い込みを10年」にして、「年払い」で、「受け取りは分割」にする。そして「余計な保障はつけず」、子供の誕生したら「すぐに始める」!!!!!

 

です

 

ただ払込10年は保険料が高くなりますから注意が必要かもしれません。

 

100パーセントを割る商品は土俵にものりません。100割るんだったら、銀行に預けたほうがいいくらいです。

 

返戻率は設計書といわれる見積書に必ずでています。確認してみてください

 

ということで、学資保険を選ぶポイントをお伝えしました。

                   

このポイント踏まえ、わたしがあえてお勧めするとしたら

 

ソニー生命    「学資保険」

明治安田生命保険 「つみたて学資」

フコク生命保険  「みらいのつばさ」

日本生命     「ニッセイ学資保険」

 

になります。

 

ただ、わたしが教育資金対策の相談を受けたときは、これらの商品を勧めたことはありません。

では何を勧めるのか。

 

次回お伝えします

 

しかし、返戻率のいい、学資保険ってソニー生命以外は日本の保険会社の超大手なんですね。

 

おもしろいです。

 

今回も読んでいただいてありがとうございました。

 

みなさんの何かの役に立っていたら幸いです。