現在の生命保険の加入の実情。(88.7%)
こんにちは
今回もお立ち寄り頂きありがとうございます。
今回は、「生命保険の実情」を詳しくみていこうと思います。
先日(平成30年9月14日)に生命保険文化センターから「30年度生命保険に関する実態調査」の速報が公表されました。
その情報を元に現在の生命保険の実態を考えてみたいと思います。
必要な保証だけに絞ることが、保険料を安くするポイント。
オーダーメイド保険なら保険田マイケル
1:生命保険の世帯加入率は88.7%
タイトルにある88.7%はこの数字です。
全生保 | 民間保険 | かんぽ | 簡保 | JA | 共済 | |
---|---|---|---|---|---|---|
平成30年 | 88.7 | 79.1 | 16.6 | 11.5 | 9.8 | 28.4 |
平成27年 | 89.2 | 78.6 | 13.2 | 13.4 | 8.5 | 28.4 |
平成24年 | 90.5 | 78.4 | 10.3 | 21.5 | 11.9 | 28.5 |
平成21年 | 90.3 | 76.2 | 5.7 | 30.9 | 11.8 |
28.8 |
加入実態としては、大きな変動もなく横ばいなイメージです
平成21年からを考えてみると民間保険は3%ほど上昇しています。
逆に簡保が20%以上減少しています。その代わり、かんぽ生命が増えているので
民営化前の簡保の商品を民営化後のかんぽ生命に乗り換えているという可能性があります。
共済やJA共済にもよい商品はありますが、やはり生命保険は保険会社から加入いていることがわかります。
2:世代別民間生保の加入率
平成21年 | 平成24年 | 平成27年 | 平成30年 | |
---|---|---|---|---|
全体 | 76.2 | 78.4 | 78.6 | 79.1 |
29歳以下 | 55.6 | 57.1 | 63.8 | 72.2 |
30~34歳 | 70.1 | 74.0 | 79.8 | 81.4 |
35~39歳 | 76.2 | 81.7 | 82.7 | 80.0 |
40~44歳 | 84.5 | 81.3 | 81.2 | 84.5 |
45~49歳 | 86.7 | 85.5 | 86.2 | 86.0 |
50~54歳 | 86.4 | 86.3 | 84.7 | 85.1 |
55~59歳 | 80.6 | 85.3 | 85.3 | 84.7 |
60~64歳 | 78.3 | 79.4 | 79.2 | 81.4 |
65~69歳 | 76.4 | 79.3 | 76.8 | 76.4 |
70~74歳 | 70.9 | 76.3 | 78.9 | 80.6 |
75~79歳 | 60.6 | 68.9 | 70.7 | 72.5 |
80~84歳 | 51.2 | 52.6 | 62.1 | 64.5 |
85~89歳 | 38.2 | 47.6 | 57.9 | 58.1 |
90歳以上 | 54.5 | 44.4 | 43.5 | 57.1 |
29歳以下の民間生命保険の加入率が前回よりも、8%ほど増加しています。
これは、どの年代の増減率を見ても大きい率です。
要因の一つとして貯蓄を生命保険で行っている方が多いということです
実は29歳以下の個人年金保険の加入率は、前回(27年)から比べると実に2倍近くになります。
若い年代から老後資金のニーズが浸透してきたことや、金融商品への関心が高まっていること、また低金利の状況で預貯金ニーズが低下していることがあると考えられます
必要な保証だけに絞ることが、保険料を安くするポイント。
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3:世帯普通死亡保険金額の平均は2,255万円
全生保 | 民間保険 | かんぽ | 簡保 | JA | 共済 | |
---|---|---|---|---|---|---|
平成30年 | 2255 | 2079 | 551 | 491 | 1867 | 731 |
平成27年 | 2423 | 2335 | 566 | 540 | 1773 | 735 |
平成24年 | 2763 | 2506 | 548 | 588 | 2293 | 830 |
平成21年 | 2978 | 2758 | 606 | 676 | 2292 | 861 |
普通死亡保険金額の平均は年々減少傾向です。
これは、FPに相談して自分たちの必要保障額をしっかりと算定し、必要な保障だけに加入している結果であると考えられます。
保険会社の営業の方や、セールスレディから、なんとなく、こんなもので、とあいまいな保障額でなく、しっかりとした保障額を決めているからで、見直しが進んだということです。
4:まとめ
生命保険への加入率は依然として88%の高い加入率です。FPからの情報や、インターネット等から情報を得やすく保険会社任せにすることなく自分たちで、保険を選択している方が多くなっています。
ただ、やはり、生命保険は営業マンや窓口等人を介して加入しているので、情報を得る人の選び方が今度は重要かもしれません。
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