知ってたほうがいいかも!!保険のあれこれ

現役の保険代理店の営業が日々の活動で感じたこと、思ったことを書こうと思います。みなさんのお役に立てれば幸いです。

ガン保険は生命保険だけじゃない!

こんにちは

 

いつもお立ち寄り頂きありがとうございます。

 

今回はガン保険についてです。

 

ガン保険で最初に思いつくのはアフラックという、生命保険会社でしょう。

 

アフラックガン保険医療保険のパイオニアなのでそんなイメージが定着しています。

 

その影響もあってか、生命保険会社各社がガン保険を発売しています。

 

みなさんはガン保険を選ぶときはこの生命保険会社から、選ぼうとしていませんか?

 

実は、ガン保険は損害保険会社からも発売されています。

 

損害保険会社のガン保険は比較的、自由度が高いのが特徴です。

 

今回は、この損害保険会社のガン保険を比較してみました。

 

ガン保険を探しているんだけど、なんかしっくりこないなあ

・ガンの治療費これで足りるのかな

ガン保険、よくわかんないな

 

というかた、参考にしてみてください。

インズウェブ 積立保険

 

1)ガン保険は第3分野の保険です 

まずは、損害保険会社でガン保険が販売できる理由からお伝えします。

 

保険は大きく分けて3つのカテゴリーに分かれます。

1、生命保険

2、損害保険

3、医療保険

 

の3つです。

このカテゴリーを分野という表現で分けています。

 

第1分野の生命保険は、人の生命に関る保険なので、これは生命保険会社の専売です。

第2分野の損害保険は、ものや、費用や賠償に関する保険なので、損害保険会社の専売です。

第3分野の医療保険は、生命保険、損害保険のどちらにも当てはまるので、生命保険会社、損害保険会社のどちらも販売可能なんです。

 

2)損害保険会社の『ガン保険』の特徴

損害保険会社の商品で一番イメージにあるのが、自動車保険、火災保険です。

これらの特徴がガン保険にも当てはまります。

 

損害保険会社の『ガン保険』の特徴

2-1 治療費の実損填補

生命保険会社の『ガン保険』の給付対象が、手術をしたら、や、ホルモン治療したら、など、特定されているのに対し、損害保険会社の『ガン保険』は実際の治療費をもとに、契約者が実際に支払った金額の給付を受け取ることができます。なので、治療内容に関らず、給付を受けることができます。

 

実際に支払った金額なので公的助成を受けたり、高額療養費を使えばその分は差し引かれます。治療費に対してマイナスになることはありませんが、プラスにはなりません。

 

生命保険会社の『ガン保険』だと給付の対象であれば契約したときの給付金が受け取れるので、プラスになることもあります。

 

2-2 自由診療も給付対象

健康保険適用外のいわゆる自由診療も給付の対象になります。ただし、損害保険会社の認めるものという条件が付きますので、確認が必要です

生命保険会社の『ガン保険』給付対象だと保険適用の治療や厚生労働省が認めた先進医療が対象になるので、それに比べると自由度が高いです。

また、保険適用なのに、保険適用外にして治療を受けるのは対象外です。

 

差額ベッド代や、検査入院も対象外です。

 

2-3 高額な自由診療の治療費の立替不要

損害保険会社の中には協定を結んでいる大きな病院もあり、そこでのガン治療なら、契約者が、治療費を払うことなく、損害保険会社が直接、病院に支払うこともできる商品もあります。

これは生命保険会社にはないサービスです。

 

2-4 保険期間が5年で自動更新

損害保険会社の『ガン保険』は保険期間が5年になっています。5年経過すると、保険が終わってしまうので自動更新することが多く、その際は更新時での保険料になりますので高くなります。

これはデメリットといえるかもしれません。

 

 

3)おすすめの損害保険会社のガン保険

損害保険会社の商品の前に、生命保険会社の『ガン保険』をみてみます。

ガン保険といえばアフラックさんです

 

3-1アフラック「生きるためのガン保険DAYS1」

  

診断給付金 一時金として がん 50万円 上皮内新生物 5万円 ★特定診断給付金 一時金として がん 50万円

入院給付金 1日につき 10,000円 通院給付金 1日につき 10,000円

手術治療給付金 1回につき 20万円 放射線治療給付金 1回につき 20万円

★抗がん剤治療給付金・★ホルモン剤治療給付金 治療を受けた月ごと 10万円(給付倍率2倍) 乳がん・前立腺がんのホルモン剤治療を受けたとき治療を受けた月ごと 5万円(給付倍率1倍)

★がん先進医療給付金 1回につき 先進医療にかかる技術料のうち自己負担額と同額 更新後の保険期間を含め 通算2,000万円まで ★がん先進医療一時金 1年間に1回を限度 1回につき 15万円

複数回診断給付金 1回につき がん 50万円 上皮内新生物 5万円

30歳男性の場合

保険期間、払込期間:終身

保険料:3,394円

です。

インズウェブ 学資保険

 ちなみに生命保険会社のおススメはこちら

 

ryusei-affi.hatenablog.com

 

おススメ1:SBI損保『SBI損保のガン保険

 

https://www.sbisonpo.co.jp/gan

ガン診断給付金:ガンと診断されたとき(悪性新生物・上皮内がン)

        一時金で100万円

        さらに2年以上経過後の再発・転移にも給付

ガン入院   :入院日数に制限なく治療にかかった費用を無制限に補償

ガン通院   :通院日数に制限なく治療にかかった費用を1000万円まで補

        償      

保険期間:5年(5年ごと更新)

払込期間:5年(更新ごとに保険料が上がる)

   30歳男性   40歳     50歳    60歳

保険料 920円   1600円   3300円  7200円

 

SBI損保は医療機関によっては、SBI損保が直接治療費を支払うことが可能です。

本当に治療費のことを気にせず治療に専念することができます。

また、2年以上経過後に再発や、転移があれば、診断給付金が受け取れます

通院補償は、生命保険会社なら通院日数XO千円の給付ですが、SBI損保は通院時に支払った治療費になります。

 

 

おススメ2:セコム損保「MEDCOM」

 

https://www.medcom.jp/compensation/

ガン診断給付金:ガンと診断されたとき(悪性新生物・上皮内がン)

        一時金で100万円

        さらに3年以上経過後の再発・転移にも給付

ガン入院   :入院日数に制限なく治療にかかった費用を無制限に補償

ガン外来   :外来日数に制限なく治療にかかった費用を1000万円まで補

        償      

保険期間:5年(5年ごと更新)

払込期間:5年(更新ごとに保険料が上がる)

    30歳男性   40歳     50歳    60歳

保険料 1430円   1930円   4460円  8310円

 

セコム損保の方が保険料が少し高く、また、、自由診療が、協力病院や、大学病院、ガンの病院等制限がありますが、内容は、SBI損保と同等の内容です。

 

 

4:まとめ

損害保険会社の『ガン保険』についてみてきましたが、5年更新型というデメリットはありますが、生命保険会社の『ガン保険』で、これで足りるかなと不安にかんじているのなら、実損填補型も選択に入れてもよいかと思います。

普通の医療保険に加入済みなら、入院や手術の給付金は上乗せで受け取れますので、そこを考慮してもよいと思います。

 

以前の入院上乗せ型の『ガン保険』に加入したままの方は、ぜひFPに相談してみてください

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