老後資金の積み立てを保険でするなら・・・。
こんにちは
いつもお立ち寄りありがとうございます。
今回は老後資金の積み立てを生命保険でするなら・・・です。
老後資金の積み立ては、様々な金融商品ですることが可能です。
例えば、銀行の定期預金や株式や債券、また、投資信託です。
最近では、個人型確定拠出年金、いわゆるidecoです。
生命保険も様々ある選択肢の1つでしかありません。
それぞれの金融商品にメリット、デメリットはあります。
同様に生命保険で積み立てをするにも、どうしてもメリットとデメリットが生じます。
まずはそこからお伝えしましょう。
1:生命保険の積み立てのメリット
1、死亡保障がある
金融商品の中で、唯一、対象の方(被保険者)が亡くなることで、お金を受け取れるのが生命保険です。
万が一のことがあっても、遺された配偶者は必ず、老後を迎えることになります。独りになっても、生きている限り、老後の生活はしなくてはならないので、死亡保険金は老後資金に回すことが可能です。
なので、積み立てをして、無事に老後を迎えれれば、そのまま、解約して現金を受け取ります。
払込期間中に万が一のことがあれば、死亡保険金を受け取り、老後にまわしましょう。
2、将来の受け取り金額が確定している
生命保険の場合、毎月いくら保険料を払って、何十年後にはいくら受け取れるというのが確定しています。
なので、生命保険の場合、払った金額に対して受け取れる金額の表現を比較しやすいように解約返戻率という数字を使います。
解約返戻率が100%を超えていれば、支払った保険料の総額より受け取る金額のほうが大きいということになります。
120%なら20%多く受け取れるということです。
投資信託をしている方からは、どれくらいの利回りかときかれることがあります。
生命保険は受取金額が確定しているので、利回り表現はしないことが多いです。
利回りは過去の結果でしか、ありません。なので、投資信託のように、将来の受取が確定していないので、比較しやすいように過去の実績を利回りとして表現をしています。
生命保険は、受け取り金額が確定しているので、積み立て計画が立てやすいです。
3、生命保険料控除が受けられる
生命保険は年末調整や確定申告時に生命保険料控除で、所得控除が受けられます。
そして、所得税の還付が受けられます。
詳しくはこちら・・
2:生命保険の積み立てのデメリット
1、死亡保障がある
メリットにも同じことを書きましたが、死亡保障があるので、保険料のすべてを積み立てに回すことができません。
毎月1万円を積み立てても、生命保険の経費で多少少ない金額しか積み立てられないんです。
それでも、20年後や30年後には支払ってきた金額よりも多く受け取れます。
2、払込期間中は元本割れ
払込期間中は生命保険の経費に使うことが多く、どうしても元本より少なくなります。特に契約から、10年くらいは極端に少ない返戻金にしかなりません。
ただ、元本割るのが嫌だから、今は元本割れでも将来は還ってくるのが決まっている。
という理由で、みなさん続けていかれているようです。
3、健康な人でないと加入できない
生命保険なので、どうしても、健康の告知はあります。
健康でなくてはどんないい保険商品でも加入することはできません。
だれでも、始められる積み立てではないんです。
3:まとめ
今回は生命保険での積み立てをする際の、メリット・デメリットをお伝えしました。
生命保険では、ものすごくお金を増やすことは難しいかもしれません。
しかし、長く続けていければ、確実に増やすことはできます。
デメリットもありますが、そこを受け入れることができるならば、生命保険での積み立ては、選択肢に入れても大丈夫ですし、健康なうちに加入して積み立てを始めましょう。
今回もありがとうございました。