自転車 保険は必要?
こんにちは
いつもお立ち寄り頂きありがとうございます。
そんな、春は卒業・入学シーズンです
4月から中学校や、高校、大学に入学になります。
そこで問い合わせが多いのが
「自転車の保険ってどんなのですか?」
です。もしくは
「自転車保険は必要ですか?
です。
特に、中学校や高校に自転車通学することになると、親御さんとしては心配になります。
そこで、自転車保険について説明していきます。
1、自転車保険事故で起こり得ること。
一昔前は、自転車に乗るのに保険がいるの?なんて思っていましたが、最近では自転車での事故で多額の損害賠償を支払わなければならない事案が増えています。
今は昔と違って、自転車自体の性能も上がり、スピードが出やすくなったりで、歩行者や他の自転車とぶつかり、死亡事故にまで発展しています
過去の主な裁判判例
このような大きな賠償に発展し、しかもそれが、親に賠償責任があると認められています。
自転車保険を気にされている方のほとんどがこの賠償を気にされています。
では、自転車保険には他にはどんなものがついているでしょうか
2、自転車保険の内容
自転車保険には次の3つがあります
1、被害者への賠償
2、搭乗者の補償
3、自転車の補償
です。
1の「被害者への賠償」は先ほどの多額の賠償を支払わなければならないときの補償です
自動車保険で言うと、対人、対物にあたるものです。
2の搭乗者の補償は、自転車で事故をしたとき、もしくは、転倒したときなどケガを負ったときに、その治療費や入院費を賄うものです
3、自転車の補償は、自転車そのものが盗難にあった時に、賄う補償です。
この3つがセットになっているものを自転車保険としている場合が多いです。
3、自転車保険に入る前に確認しよう!
自転車保険に加入する前に、一度確認して頂きたいものがあります。
それは、現在加入中の、自動車保険や、火災保険、傷害保険です。
実は、「自転車での事故の損害賠償の保険」は。自動車保険や、火災保険の「日常生活賠償保険特約」と同じなんです。
この「日常生活賠償保険」があれば、自転車の賠償はもちろん、そのほかの賠償も補償対象になります。
「日常生活賠償保険」がついているか、確認してください。
さらに、自動車保険には「人身傷害保険」や「人身傷害特約」があります。
これは、自動車に乗っているときに、事故や、その他の理由でケガをした場合に治療費や、休業損害や死亡時などで、MAX3000万円とか5000万円とか受け取れる保険です。
この「人身傷害保険」はグレードを上げると、自動車だけでなく、歩行中や自転車でのケガも対象にしてくれます。
さらに、1つ加入していれば、同居の家族全員が対象になります。
もう一つ、傷害保険もあれば、ケガでの治療費を賄うことができます。
3つ目の盗難は、火災保険でまかなうことができます。
ただ、火災保険の場合だと、あくまでも家の敷地内で盗難にあったときという、条件にはなります。
まとめ【自転車保険は必要!しかし・・】
たかが自転車ですが、事故になれば、自動車事故同様に、多額の損害賠償を負うことになります。
「子共がしたことなんで」ということは通じません。実際裁判でも親の責任を認めています。
そういう意味では、自転車保険は必要です。
ただ自転車保険の内容は現在の既存の保険でまかなえている可能性もあります。
確認して、足りなければ、自転車保険に加入した方がよいでしょうし、十分満たしているのなら、わざわざ加入する必要もないかもしれませんね。
自転車も車同様にルールがあるのでルールをしっかり守ってほしいですし、スマホを見ながらの自転車運転は絶対にダメです。
今回も読んで頂きありがとうございます。