実は生命保険の医療保険の終身型でも限度がある。
こんにちは。
いつもお立ち寄り頂きありがとうございます。
今回は入院したときにお金が受け取れる医療保険についてです。
医療保険で多くの方がずっと必要だから、終身型に加入している方が多いと思います。
終身型なので、亡くなるまでは有効なんじゃないかと思われている方が多いですが、実は、終身型とはいえ、限度があります。
それをお伝えします。
え!そうなの?? 知らなかった、という方意外と多いですよ。
1:医療保険の終身型とは
医療保険の終身型とはなに?てことを簡単に説明します。
通常、医療保険は入院したとき1日に付き1万円や5千円などが受け取れる保険です。病気の場合や、事故やケガでも保障されているものが多いです。
その、医療保険の保障が一生続くものと、10年間や20年間等の定期で保障するものがあります。
今回は保障が一生続くものを終身型としています。
生命保険の提案時にも医療保険は一生保障します。という案内を受けることが多いはずです。
実はこれは、間違いではありませんが、説明が足らないということです。
2:支払いの通算限度日数があります
支払いの通算限度日数がありますってどういう意味かといいますと。
医療保険の場合、入院日数X1万円や5千円の分のお金が受け取れますが、この入院日数には、限りがあるということです。
それは、例えばオリックス生命のキュアならば、一生涯のうち、1000日分の入院のお金を受け取ると、医療保険は終了します。
通算で、1000日分です。おおむね3年分です。
なので、終身とはいえ、途中で終わってしまいます。
現在は、病院側の180日ルールがあって病院側もよっぽど入院させてくれない状況ですが・・・。
180日ルールとは、180日入院して、症状が回復しなければ、慢性化しているので、入院でなく、通院にきりかえましょう。というルールです。
よほど、大きな難病でなければ在宅にきりかわります。
3:1入院の限度日数もあります
通算の限度額以外にも1入院の限度日数もあります。最近では多くの契約は60日です。
最近では、入院日数の平均は20日前後です。
なのでこの、1入院の日数も減少傾向にあります。10年前の医療保険では120日型が多かったですが、今では60日型が主流です。さらに30日型というのもあります。
例えばオリックス生命のキュアなら、通常は60日で、ガンや脳血管疾患、心疾患等の生活習慣病だと、1入院の限度日数が無制限になる特約もありますので、それで、長期の入院に対応していることが多いです。
1入院とは同じ疾患や怪我で入院することです。1度退院しても再発や再手術等で入院した場合も、1入院とみなされます。
但し、1度目の退院から、2回目の入院の間が180日開いている場合は、別の入院とみなされます。
また、180日空いてなくても、前の入院と因果関係のない入院なら別の入院です。
その判断は医療保険の請求を保険会社にするときに提出する、診断書によって判断します。
4:まとめ
終身型とはいえ、ずっとお金が出るわけではないことがわかっていただけたと思います。
通常であらば、通算1000日はなかなか越えてこないと思います。
ただ、本当に難病指定されている病気になれば、ずっと入院ということもありえるかもしれません。
でも、ご自身の医療保険が、何日型なのか、1入院何日なのかは把握しといたほうがいいと思います。
特に1入院の限度日数は保険料にも影響します。
120日や180日、360日であれば、効率のよくない保険料を支払っている可能性がありますから、見直しを検討してみてください。
今回も読んでいただきありがとうございます。