知ってたほうがいいかも!!保険のあれこれ

現役の保険代理店の営業が日々の活動で感じたこと、思ったことを書こうと思います。みなさんのお役に立てれば幸いです。

これが、外貨建ての積立保険のリスクです

こんにちは。

 

最近は保険の募集人やFP、銀行マンや証券マンが老後2000万円問題を機に老後の積立のために様々な金融商品の提案を行っています。

 

そのうちの一つが外貨建ての積立保険です。

 

外貨建ての保険というのは日本円での契約ではなく、アメリカのドルやオーストラリアドルやユーロなどの金利状況の良い通貨で積立をする生命保険です。

 

しかし、この外貨建て保険にはリスクがありますが、この説明がきちんとなされないことが多いようで、苦情件数がとても多く大きな、大きな問題になっております。

 

ここでは、そんな、外貨建て保険のリスクをしっかりと説明していきたいと思います。

 

 

なので、もし、今、

 

・外貨建ての保険の提案を受けている方

・外貨建ての保険を考えている方

・保険じゃないけど外貨での積立を考えている方

 

は、契約する前に必ず読んでいただきたいです。

 

特に、生命保険の担当者や、FP、銀行の窓口や銀行マンから提案を受けている方は

参考にしてください。

 

ちなみに苦情件数があまりに多いので生命保険協会では新しい資格を作るようです。

 

そして先に言いますが、苦情で一番多いのは

 

『説明不十分』です。なんの説明が不十分かというと

 

『元本割れリスク』です。

 

これ説明しないとか不十分って最早、詐欺ですよ。

 

苦情件数や苦情の内訳はこちらです

https://www.seiho.or.jp/info/news/2019/pdf/20200221.pdf

 (生命保険協会HPより)

 

外貨建て保険のメリットはこれ読んでる皆さんは耳にタコができるくらい聞いてると思うので割愛します。

 

では外貨建て保険はなぜ元本を割る可能性があるのでしょうか?

 

はっきり言ってこれだけです。

 

為替の影響を受ける

 

ということです。

ほけんのトータルプロフェッショナル

 1、為替の影響を受けるとは

多くの外貨建て保険では

例えば外貨がドルなら

 

*保険料の支払いはドル($)

*死亡保険金の設定もドル($)

*積立した満期保険金や、解約返戻金の受け取りもドル($)

 

なんです。

 

でも、皆さん日本にいるから、ドルをもっていません。

そうなるとドルを円に換えて支払ったり、受け取ったりするしかありません。

 

その時に、為替の影響を受けることになります。

 

為替とはよくニュースとかで流れている1ドル=110円て言ってることです。

 

円高とか円安とかですね。

 

円高とは1ドル=110円が100円になることです

円安とは1ドル=110円が120円になることです。

 

 

例えば、毎月の保険料が100ドルで30年払って30年後130%で戻ってくるとすると

 

100ドルX12か月X30年=36,000ドル

です

この36,000ドルが元本です

130%で戻ってきますから

46,800ドル受け取れます。

 

では、ここからリスクの例えです

 

保険料を払っているときは1ドル100円で、30年後76円になっていると・・・

 

10,000円X12X30=3,600,000円を支払います。

受け取りは46,800ドルで76円ですから

3,556,800円になります。

 

こうなると元本割れになります。

 

逆に契約当初は1ドル100円だったのが、払っている途中で円安になり、1ドル130円になれば、支払金額が増えて、元本を割るリスクがあります。

 

また支払っているときが1ドル115円で、受け取るときが90円であれば、元本を割ります。

 

意外と元本を割る可能性があるということをしておいてください。

この説明が不十分ってありえません。

 

その他にもリスクやデメリットがあります。

 

2、そのほかのリスク・デメリット

①毎月の支払保険料が変動する

先にも伝えましたが、毎月の保険料が為替の影響を受けるため、支払額が変わります。

契約時にはだいたい1万円くらいなら払えるなーと思って契約したら、11000円になっているなんてことは、たびたびあります。

 

②円換算時には手数料が引かれる。

どういうこと?て思われる方もいると思いますが、円に換算するときには市場の為替相場より0.5円くらい上下して換算します。

支払の時は0.5円高く、受け取るときは0.5円安く換算しています。

 

まとめ

老後2000万円問題を機に多くの方が資産運用や資産形成に興味を持っている今、金融機関等の売り手側では商機ととらえ、勧誘や提案をしてきます。

 

中には、ノルマがきつく、どうしても契約が欲しいというタイミングであなたに、アプローチしているかもしれません。そんな時は、おそらくリスクの話はあまりしないでしょうね。

 

リスクの話すると、リスクを恐れて契約しないという可能性もありるので、話しないかもしれません。

 

少なくとも、今回お伝えした内容くらいの説明がないまま契約するのは危険です。

 

もしかしたら、30年後にきいてないよとなっても遅いですので。リスクの話をしない人から契約すべきではありません。

 

今、外貨建て保険を提案されている方で、

「聞いていた話だったよ」

という方は、このリスクが許容できるなら安心して、保険加入を考えてみてください。

 

では、外貨建て保険の加入を考えるときは、どんな人に相談したらよいのでしょうか。

 

できれば、ノルマや成績に追われてなくて、中立な立場で自分のことを考えてくれる方がいいですよね。

 

だけど、保険会社や郵便局、銀行の人では会社員なので、大なり小なりノルマに追われています。

 

そこで、考えられえるのが独立系のFPです。

 

独立系のFPは、個人で仕事をしているので、上司や会社から、成績について言われることもありません。

 

また、複数の保険会社を扱っているので、それぞれにあった、商品が選べるし、現在の保険の内容も理解できています。

 

これからのお金の流れを把握できる、ライフプラン表も作成してくれます。

住宅ローンや、資産形成の相談もできます。

 

独立系FPは、変なうわさや、ネガティブな評価をされると、お客様が減って廃業になりますので、お客様重視の活動をしています。

 

なので独立系のFPに相談がよいです。 

 

しかし、独立系のFPはどこにいけば会えるのでしょうか。

 

税理士や弁護士のようにわかりやすくはいないものですし、紹介だけでお客様へ訪問している方もいます。

「知る人は知る」的な存在です。 

 

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これで外貨建て保険のリスクがある程度把握できたはずです。

そのうえで、メリットを感じてもらえれば、次に考えるのは、どの外貨建ての保険がいいの?

ということですね。

 

どれはまたの機会にお伝えしたいと思います。

 

今回もありがとうございました。

 

ではまた、次回