掛け捨てじゃない医療保険
こんにちは
いつもお立ち寄り頂きありがとうございます。
今回は医療保険についてです。
医療保険は入院すると給付金が受け取れる保険商品なんですが、ほとんどが、掛け捨てです。
掛け捨てがなんとなく、いやだなって人は多く、掛け捨てじゃない医療保険をみてみたいという人の参考になればと思います。
1:医療保険とは
医療保険についてまずは、お伝えします。
医療保険は、入院したときに、その経済的な負担を緩和するための保険です。
なので、入院すると1日1万円、手術すると、20万円、入院後の通院で5千円というのが、現在の主流の医療保険です。
さらに、特約(オプション)として、
・初期入院(1日目~10日目は)一律10万円でます
・ガン・心疾患・脳血管疾患で100万円
などのプランもあります。
詳しくは過去の記事を参考にしてください。
でも、ほとんどが、掛け捨てです。掛け捨てなので、安くできるんですけどね。
では、掛け捨てじゃない医療保険を見てみます
2:掛け捨てじゃない医療保険
2-1 あんしん生命「メディカルキットR」
あんしん生命の「メディカルキットR」は契約時に指定した所定の年齢まで、払い込みした保険料が「健康還付金」として、一旦還ってきます。
所定の年齢までに入院したりして、給付金を受け取っている場合、健康還付金から、受け取った給付金分を差し引いて還ってきます。
保障内容
入院:1日10,000円
手術:10万円・5万円
先進医療:2000万円
30歳 保険期間:終身 払込:終身 還付金受取60歳
保険料:7,878円 還付金:2,350、800円
メリット
・所定の年齢までの払込保険料が還ってくるのでそれまで払った保険料が無駄にはならない
・保険を使ってもその分が差し引かれるだけ。
デメリット
・保険料が割り高
・終身払いのみの対応なので、還付金の受取後も割り高の保険料を払うことになる
メディカルキットRは割り高の保険料なので、入院の日額を5,000円にして、他の掛け捨ての安い医療保険と組み合わせて加入しているケースが多いようです。
そうすることで、還付金を受け取った後は、メディカルキットRを解約して安い保険料の医療保険だけを残すことを考えているようです。
支払った分の保険料が還ってくるので、それまで支払った保険料は掛け捨てじゃないということです。
2-2メットライフ生命「リターンボーナス付終身医療保険」
こちらもあんしん生命保険の「メディカルキットR」と同じで、保険料払い込み期間を終了すると今まで払ってきた保険料が還付されます。
また5年ごとに、5日以上の入院がなければ、入院日額の10倍のお金が「健康お祝い金」としてうけとれます。
この健康お祝い金と、入院したときの給付金分は還付金から差し引かれます。
保障内容
疾病入院:1日10,000円
災害入院:1日20,000円
手術: 10万円
先進医療:2000万円
30歳男性 保険期間:終身 払込期間65歳
保険料:20,600円
メリット
・払込期間が、終了すると、今まで払ってきた保険料が還ってきて、無駄にならない。
・短期払いのため、払込期間が終了した後は、保険料の払い込みがなく、保障が継続で きる
・ケガで入院したときは、病気で入院したときの2倍の給付金が受け取れる。
・5年間5日以上の入院がなければ、10倍のお祝い金が受け取れる。
デメリット
・掛け捨ての医療保険よりかなり割り高になる。
・災害入院を疾病入院と同じ保障にできない。
こちらの医療保険は短期払いの、メディカルキットRよりもさらに保険料が高くなります。
こちらも、入院日額を半分にして、掛け捨ての安い保険と組み合わせて加入するといいかもしれません。
また、老後への積み立てをしていると考えるのもいいですね。
こちらも今まで払ってきた保険料が還ってくるので、掛け捨てじゃない医療保険になります。
3:まとめ
医療保険は生命保険に加入する人の目的の1番に挙がってきます。
亡くなる可能性よりも入院の可能性のほうが高いし、入院することは現実的に受け止めやすいからです。
ただ、それでも入院しないかもしれません。
そういった意味で、高い保険料よりも安い保険料で効率よく加入するということが主流のようです。
掛け捨てじゃない医療保険は、保険料が高くなります。どうても掛け捨てと比較すれば2倍3倍なので、掛け捨てを選ぶことにんなります。
還付金が還ってくるのはうれしいですし、老後資金対策も兼ねるというのはいい方法かもしれませんね。
今回も読んで頂きありがとうございました。