老後資金対策は3つのタイミングで考えよう。
こんにちは
いつもお立ち寄りありがとうございます。
今回も老後対策の話です
前回は老後対策を資産運用の視点から考えてみましたが、別の言い方でお伝えしたいと思います。
ちなみに前回の記事はこちらです
こちらとリンクして読むといいかもしれません。
老後資金の対策は全部で3つのタイミングです
①積み立てをする時期
②積み立てられたお金をさらに増やす時期
③取り崩していく時期
この3つに分かれるはずです。
生命保険の募集人やFPの方は①の提案をすることが多いはずです。
前回の記事にあるように、老後資金対策は貯めるだけでは完成ではないのです。
その後のほうがむしろ、大事で、さらに増やす方法、増やしながら、取り崩していくことが重要です。
では、タイミングごとに見ていきます。
①積み立てをする時期
この時期は、とにかく始めることが重要です。
今余裕がないとか、理由はあると思いますが、5,000円でも始めるべきです。
早ければ早いほどお金は貯まります。
月々5,000円なら、20年で
5,000円X12ヶ月X20年=120万円になります。
が、15年なら9万円です。
拠出金額は少なくても早く始めることです。
そして、余裕ができたら追加しましょう。
そして、お金を増やしながら、積み立てることによって、より効率よく積み立てることができます。
この積み立て期に大切なのが、積み立て投資です。
そこで重要なのが、投資の3大原則です。
①分散投資
②時間分散
③長期運用
です。このあたりはFPなら誰でも説明できるはずです。
できない方でしたら、その方から契約してはいけませんよ。
この3大原則が説明できない方は、リスクの説明をしないでしょう。
一番大事なことです。
この3つはリスクを極力抑える効果があります。
このあたりは次回に回しますね
②積み立てたお金をさらに増やす時期
積み立てたお金を少しでも増やす作業を行います。
保険商品だったら、寝かせる時期とでもいいましょうか。その間、お金は増えていきます。
少しでも増やしていきたいので、多少リスクをかけてもいいですね。
あまり増えないですが、国債や、為替リスクはありますが、外貨建ての預金や、保険、外債なんかに入れてもいいかもしれません。
このようにお金を拠出しなくてもお金自身が働いて増えていきます。この時期を10年くらいあると、運用によっては2倍になる可能性もあります。
そこで10年間お金に働いてもらうと考えれば、積み立て時期は55歳くらいがいいかと思います。
55歳まで積み立てて、55歳から65歳まででさらに増やし、65歳から取り崩していきます
③取り崩していく時期
65歳からは貯まったお金おいよいよ使っていく時期です。
当然、公的年金(国民年金)があるので、生活費の丸々を資産から使っていくわけではありません。
それでも10万円くらいは使うかもしれませんね。
10万円だと1年で120万円使います。
このペースだと1000万円あったとしても、10年もちません。
なので、資産から取り崩すしてもなるべく長い期間取り崩すことが重要です。
もしくは、貯めたお金を元手に、給料のようにお金を受け取ると言う方法もあります。
1000万円を4%運用しながら、10万円ずつ取り崩すと10年を超えることが可能です。
なにもせず取り崩せば、9年で終わるところを1年延ばすことが可能です。
これも元手が大きければさらに延ばせますし、利回りも4%より大きければさらに延ばせれます。
また、年利5%の配当があれば、年50万円の配当がでます。
ということは、月々4万円は使えますよね。
こうして取り崩す金額を減らしたり、取り崩し期間を長くしたりできます
まとめ
老後の対策は日本に住んでいる以上、避けては通れない課題です。
はやくから始めることで、より、多く貯める事ができますし、拠出金額も少なくてすみます。
また、貯めるだけで終わりではなく、そのお金をより、効率的に運用することが重要です。
どうしても、日本人は運用や投資と言ったものに、不安を感じ、毛嫌いしているところはありますが、実はそんなことを言ってる場合ではないくらい、切羽詰っています。
むしろ20代の若い方の方が、そのあたりは柔軟だったり、知識があるのかもしれません。
せっかく働いて稼いだお金です。上手に使っていきたいものです。
今回もありがとうございました。