知ってたほうがいいかも!!保険のあれこれ

現役の保険代理店の営業が日々の活動で感じたこと、思ったことを書こうと思います。みなさんのお役に立てれば幸いです。

【損保】飛行機欠航しちゃいそうなんだけど。【旅行保険】

こんにちは!

 

今回もお立ち寄り頂きありがとうございます。

 

今回は、お客様に

「沖縄へ家族旅行に行くんだけど、台風で帰ってこれないかもしれないね。なんか保険ある??」

 

というお問い合わせでした。

 

さすがに、欠航や遅延の飛行機を飛ばすのは無理です。

 

しかし、欠航や、遅延の際の滞在費を確保する保険はあります。

 

なので、これから、飛行機に乗って旅行に行く方はぜひ気にしてください。

 

【飛行機が欠航した場合の航空会社の補償】

 

飛行機が欠航や遅延したときの航空会社の対応は、基本的には、天候が原因の場合、

航空会社では、補償はありません。

天候が原因の場合、例えば、大雪や台風などですが、出発する地域の天候だけでなく

到着する地域の天候でも欠航、遅延になります。

 

意外と欠航等の判断はLCCのほうが早いです。LCCは機材が少ないせいか、早い段階で欠航にしているケースが多いです。

 

 

飛行機の機材トラブルの場合は、航空会社がある程度補償してくれます。小さなトラブルであれば、遅延になりますし、一度離陸した飛行機が戻ってくる場合もあります。

基本的には遅延が多いですので、出発まで空港で待つもしくは、後の便に空きがあれば、振替てくれる場合もあります。

欠航で1泊しなければならないときは宿泊費が補償されたということもありました。

 

天候が理由であれ、機材が原因であれ、後続便の案内や、航空券の払い戻しの対応はあります。

 

【欠航・遅延したときの保険】

欠航・遅延したときに使える保険が【国内旅行傷害保険】です。

国内旅行へ出掛ける時はほとんどの方が保険をかけないと思います。

ただ、この【国内旅行傷害保険】の「航空機遅延費用特約」(三井住友海上の場合)

などの、特約がついていれば、遅延してから搭乗するまでの時間の滞在費を補償してくれます。

ご注意いただきたいのが、ほとんどの保険では、滞在費=食事代です。

宿泊代は含まれていないものが多いです。

多くは最高で、1万円までです。1万円が受け取れるというよりかは、MAX1万円ですので、食事代の領収書の提出がありますので、実際かかった分が補償されるということです。チケット代が帰ってくるということではなので注意してください。

 

この、「航空便遅延費用補償特約」などは多くの場合、出発日の10日前まで契約となっています。

欠航の直前での契約が難しいので、旅行の行き先を決めて、手配したときに合わせて保険の加入手続きをした方がよさそうです。

 

また遅延の場合、多くが4時間から5時間以上の遅れが対象になります。

 

航空機が欠航・遅延した場合に保険で必要な物

 

実際保険に加入して、旅行に行くときに遅延したときに、なにが必要なのかといいますと

航空機の遅延証明・欠航証明

食事代の領収書

です。

 

遅延証明や欠航証明は、各航空会社のカウンターにいけばもらえます。

LCCやなどでは、ホームページ等のインターネット上やメールで証明を取得できます。

大事なので日にち、発着空港、フライトナンバーが記入されていれば大丈夫です。

 

食事代の領収書ですが、空港の中でも外の飲食店でもOKですが、但し書きは「飲食代」は必ずいれましょう。飲食代と分かる内容ならレシートタイプの領収書でも大丈夫です。

 

但し、対象になるのは保険契約者の分です。自分は保険に入っているけど、友達は入っていない場合、自分の分だけが対象になります。

 

おすすめの「航空機遅延・欠航特約」

おすすめは、やはり、宿泊費まで補償対象になっているものです。

 

AIG損保

「航空機欠航・着陸地変更による宿泊費用保険金支払特約」

多くの保険会社が、食事代に対してAIGは宿泊費まで、1万円が出ます。

また、着陸地が変更になった場合も対象なのはすごいです。

 

ジェイアイ傷害火災

「航空機欠航・着陸地変更による宿泊費用」

こちらも宿泊費まで出ますし、着陸地変更時の宿泊費まで対象です

さすがJTBグループです

10日前までにお申込ください。

 

 

これから旅行をお考えの方、また冬に雪の心配がある地域に旅行に行く方は旅行代金の一部だと思って加入を考えてみてください。

 

 

今回もお読みいただいてありがとうございました

みなさんのお役に立てれば幸いです。