知ってたほうがいいかも!!保険のあれこれ

現役の保険代理店の営業が日々の活動で感じたこと、思ったことを書こうと思います。みなさんのお役に立てれば幸いです。

生命保険の選び方(プランの組み方)

こんにちは

 

今回は、生命保険の選び方についてお伝えしたいと思います。

 

生命保険はどうしても、難しいというイメージがあると思います。

その為、なかなか自分では考えることができなくて後回しにしがちですよね。

 

しかし、自分で生命保険が選べるようになると、今、加入している生命保険が自分に合っているか確認できると思います。

 

・今、なんとなく生命保険に加入している方

・保険会社の営業マンに任せきりの方

 

は、ぜひ参考にしてみてください。

 

自分に合ったプランを見つけることができるはずです。

 

1: 生命保険って何ができるの?

生命保険って亡くなったらお金が受け取れるという金融商品です。そして、誰かが亡くなることによって、残された方に経済的なリスクがあるのでそのリスクを補完するという役目があります。

なので、支払う保険料にも、受け取る保険金にも税金のメリットがあります。

 

もし、生命保険によって、大金を手にして、一発逆転したいとか、生命保険で儲けたいというのであれば、別のページをお探しください。

 

生命保険で何ができるのか?それはリスクを考えることです。

それは、生命保険に対する目的ということになります。

 

一般的には大きく分けて7つあります。

 

1-1 自己整理資金準備

1-2 生活費の確保

1-3 入院等の医療費の備え

1-4 教育資金対策

1-5 老後資金対策

 

 

の5つになります。

 

1-1 自己整理資金準備

自己整理資金って何か?つまりはお葬式代やお墓代、その後の法要の資金ということになります。

お葬式やお墓代というのは、基本的には遺族が負担するものです。

今はお葬式も多様化しているので、そんなにお金がかからないかも知れません。

それでも、残された家族は、バタバタした状態の中から、お葬式代やお墓代を捻出しければなりません。その為に、残された家族のために、準備しておくという考えです。

 

もちろんいらないという選択もあります。

 

ちなみに

生命保険文化センターの30年の調査では約15%の方が自己整理資金対策で保険に加入しています。

1-2 生活費の確保

この生活費の確保という考え方は、多くの人が生命保険に加入する場合の目的になっているはずです。特に世帯主での加入目的には1番に挙がってくるはずです

 

もし世帯主に万が一のことがあった場合、勤務先がそのまま給料を残された家族に支払ってくれたらどうでしょう。

まず、生命保険は必要ないですね。

 

でも、そんなすごい会社はありません。世帯主に万が一のことがあれば、その時点で収入が途絶えてしまいます。

そうすると、遺された家族は今後、生活費で困ってしまいます。

その為に生命保険に加入すっる方が多いです。

世帯主に万が一のことがあっても、今と変わらない生活が送れるよう、生命保険に加入します。

 

最近では、万が一の時だけでなく、大きな病気をしたり、事故にあって、仕事ができなくなったときの生活費の確保も重要視されています。いわゆる就業不能状態の保険です

 

ちなみに、49.5%の方が生活費の確保のために保険に加入しています。

 

1-3 入院等の医療費の備え

 入院や医療費の備えは、保険を考えるうえで、1番先にイメージされるものかもしれません。

万が一のことはあまりイメージできないけれど、それよりは、入院することのほうがイメージしやすいですし、身近な人でガンになった方がいれば、もっとイメージや必要性を感じることができるかもしれません。

 

多くの方は、入院や大きな病気をすると大きな出費になるかもしれないと考えて医療保険を考えています。

また、貯金があったとしても、貯金を切り崩すことなく、さらにお金のこと考えず、受けたい医療が受けれるよう入院の保険に加入しています。

 

実際、57.1%の人がの保険加入の理由が医療費や入院費のためと応えています。

 

1-4 教育資金対策

教育資金対策とは生命保険でいうと、学資保険が一般的かと思います。子供さんの大学入学の資金が一番の目的になると思います。

教育資金の対策は主に、貯蓄がメインになります。教育資金対策は、目的も明確ですし、やらないといけないことがはっきりしているので、多くの方が、教育資金対策対策に興味があるはずです。

それ以外に、教育資金対策は貯めるだけでなく、世帯主に万が一のことがあった時に、生活費とは別で教育資金用の死亡保障も必要だと考えます。

インズウェブ 学資保険

 

生命保険文化センターの調査では、生命保険に加入した人の7.4%が教育資金対策でした。

1-5 老後資金対策

老後資金の対策はどんなFPでも必要だと言いますよね。

今後の日本での老後の年金が不透明だからです。

なので気づいたひとからどんどん貯蓄して老後の対策をしていきますよね。

老後資金の対策は、なるべく早いうちから、少しでも始めていくというのが重要です。

さらに、20年とか30年とか長い時間をかけて貯蓄するため、時間というものを味方につけて、さらに、なるべくリスクを減らして、お金を増やすという意味で、保険に注目が集まっています。

インズウェブ 積立保険

 

また、20年、30年後の対策なので、インフレにも対応できるものということで、変額保険も売れているようです。

 

老後対策は今準備しないといけない保障ではなく、今から対策していくという目的になります。

 

1-6:目的のまとめ

一般的にはこの5つが目的になってきます。この中であなたが、今すぐ準備しておかないといけないと思うものはどれでしょうか?

 

今すぐ準備しないといけないものは、おそらく、各家庭や、それぞれの生活で変わってくると思います。

 

この目的を一度しっかり確認してみてください。

もし、今加入している生命保険で、目的がはっきりしないものは、もしかしたら、あなたには合わない生命保険の可能性がありますよ。

 

2:保険期間を決める

必要な生命保険の目的がはっきりしたら次はそれぞれが、いつまで必要なのかかんがえてみましょう。

 

紙に書いてみるとわかりやすいと思います。

 

縦軸に目的を書いて、横軸に年齢や、今後のライフプランを書いて必要かどうか確認してみましょう。

  現在 子供の独立 定年退職 80歳以降
1:自己整理資金        
2:生活費の確保        
3:入院        
4:教育資金        
5:老後資金        

 

 こんな感じです。

 

それぞれに必要だったらOをつけていきましょう。もういらなくなったらXです。

例えばこんな感じです。

  現在 子供の独立 定年退職 80歳以降
1:自己整理資金  O  O  O  O
2:生活費の確保   O  O  O   X
3:入院   O  O  O  O
4:教育資金  O  O  X  X
5:老後資金  O  O  O  X

 

 こうすると、自分が今何が必要でそれがいつまで必要なのかがわかります。

上の表でいうと

 

1:自己整理資金と入院は全てにOがあるので、いつでも必要ということです。

それでしたら、保険期間は終身になります。

一方

2:生活費の確保は定年退職まで必要ということなので、60歳や65歳までの保険で大丈夫だとわかります。

 

こうして、表にすれば、保険期間の選び方もわかりやすいです。

 

3:主契約でまかなうか特約にするか。

生命保険には、主契約と呼ばれる、保険の本体と言える契約と、オプションにあたる特約とがあります。

主契約単体で保険は成り立ちますが、特約だけでは成り立ちません。

なので主契約を解約すると、特約もなくなります。

 

今まで確認した生命保険の目的を主契約で準備するか、特約でもいいのか、というのがありますが、この5つの目的は主契約で準備することをお勧めします。

 

特約は確かに安いですし、特約がたくさんついていると、なんとなくお得に感じるかもしれませんが、主契約で準備した方、生命保険の色分けができて、いいはずですよ。

 

4:まとめ

生命保険はなんとなく難しいと感じるかも知れませんが、生命保険でできることは、限られています。

生命保険を金融商品として、利回りだとか、損得とか費用対効果とかで考えると、すごく難しいものになりますが、生命保険の本来の意義を考えて、今後の経済的なリスクに真剣に向かい合えば、すごくシンプルだと思います。

生命保険を扱うものとしては、生命保険や医療保険が必要ないなんて、無責任なことはいえません。

 

ご家族、ご夫婦で一度真剣に、今後の経済的なリスクについて考えてみてください。

 

自分自身にあった生命保険に加入して、安心できるようにしましょう。

 

・もっと詳しくライフプランを考えてみたい方、

・客観的な意見が聞きたい方、

・どの商品がいいのか知りたい方

 

は、FPに相談してみてください。FPはあなたの味方になってくれますよ。

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読んでいただきありがとうございます。