生命保険の新商品情報【2018年11月版】
こんにちは。
今回もお立ち寄り頂きありがとうございます
11月になり、今年も残り2ヶ月弱となりました。
今回は11月の保険の新商品等の情報をお伝えします。
11月は特に介護系の商品をお考えの方は参考にしてください
フコク生命保険「あんしんケアダブル」
https://www.fukoku-life.co.jp/about/news/download/20181023.pdf
正式名称は、介護終身年金特約<認知症加算型>です
特徴は
1、介護必要になった場合、年金を一生涯受け取れます
これは公的介護保険の要介護2と認定されたり、認知症や、寝たきりで要介護状態んいあり、継続して90日以上であると医師が診断した場合、契約時に決めた、年金額が一生受け取れます。
2、重度の認知症の場合、年金額が加算されます
1の年金受取に該当した場合でさらに重度な認知症と、医師や、家庭裁判所等が判断し、後見人制度等を利用されている場合、1の年金額の50%が加算されます。
保険期間、払込期間 加入年齢範囲
10年 30歳~70歳
15年 25歳~65歳
20年 20歳~60歳
40歳男性で、年金額100万円、保険期間10年で保険料は
1,868円
になります。
この商品のメリット・デメリット
【メリット】
・要介護2という基準は比較的軽い症状からでも、保険の受取の対象になります。
・受け取れるのが一生涯なので、介護状態は多くは、亡くなるまで続くので、経済的負担が軽減できます。
・重度な認知症の場合、50%の加算がある。重度な認知症の場合、ご家族だけでは、介護しきれなくなるので、専門家の力が必要になります。そのときの負担軽減に役に立ちます。
【デメリット】
・この商品は特約なので、この商品単独では、加入できません。この商品に加入するにはフコク生命の保険に加入する必要があります。
・保険期間が定期型なので、続けようと思うと更新しなければなりません。その場合、更新時年齢でのの保険料に上がってしまいます。
次は
メットライフ生命「ドルスマートS」
http://www.metlife.co.jp/about/press/2018/pdf/181026_02.pdf
この商品は今まで販売していた「USドル建て終身保険(ドルスマート)」に「三大疾病・介護給付終身保険特約(米ドル建)」を追加した、終身保険です。
この商品の特徴
1、保険金を受け取れる対象が増えました
今までは高度障害、死亡での保険金受取でしたが、悪性新生物や心疾患、脳血管疾患、要介護により所定の支払事由に該当されたときに保険金を受け取ることが可能になります。
*所定の支払い事由
・初めて悪性新生物と診断確定されたとき
※上皮内新生物は対象となりません。
・心疾患または脳血管疾患により、所定の手術(※1)を受けられたとき、または継続して20 日以上入院されたとき
・傷害または疾病により、次のいずれかに該当されたとき
①公的介護保険制度に定める要介護2以上の状態に該当していると認定(※2)されたとき
②認知症による要介護状態に該当し、その要介護状態が、その該当した日からその日を含めて180日継続したとき(医師による診断確定を要します)
③寝たきりによる要介護状態に該当し、その要介護状態が、その該当した日からその日を含めて180日継続したとき(医師による診断確定を要します)
2、低解約返戻金特則で保険料が若干安くなります。
この特則を付加することにより、保険料払込期間中の解約返戻金が通常よりは低く設定されますが、特則を付加しない場合に比べて、同じ保険金額に割安な保険料でご契約いただけます。
逆に、払込期間が終了した後の解約金は、通常よりも多くなります。
3、三大疾病・介護保険料払込免除特約が付加できるようになりました
悪性新生物、心疾患、脳血管疾患や要介護により、所定の保険料の払込免除事由に該当された場合、以後の保険料の払い込みが免除されますが、保障はそのまま継続します。
《保険料例》
契約条件:保険金額10万USドル・男性・月払 保険期間 終身
三大疾病・介護保険料払込免除特約を付加した場合
低解約返戻金特則
◎10年払い(ドル) ◎15年払い(ドル) ◎60歳払い(ドル)
30歳 332.0 236.9 146.1
40歳 412.7 297.9 242.4
50歳 528.1 394.1 528.1
この商品のメリット・デメリット
【メリット】
・保障範囲広がり、介護にも対応できることから、介護のときの負担軽減に利用できます。
・今までのドル建て終身保険は保険料免除がなかったが、所定の状態なら保険料が免除して保障だけ残すことができます。
【デメリット】
・保険料もドルなので、円高、円安で毎月の保険料の支払額が変わってしまう。
・受け取り金額もドルなので、円高、円安で受け取り金額が変わってしまう。
この商品のまとめ
最近、日本円での貯蓄が難しくなり、ドルの商品に人気集まっています。
そのドルの商品に介護等での支払いが可能になったことは、ますます、加入者が増える傾向になると思います。
ドル建ての商品は、老後資金対策に加入することが多いので、解約金を受け取るか、介護状態で受け取るか、死亡保険金で受け取るかという選択の幅が増えたことになりますからね。
ただ、実際に受け取るには、やはり老後以降ということになりますから、加入から長い期間がかかります。やはり、円高、円安の影響は大きく受けそうです。
そのリスクは頭に入れておく必要がありますね。
この2商品はすでに販売開始しております。
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