あなたの生命保険料の決め方は?
こんにちは。
いつもお立ち寄り頂きありがとうございます。
今回は、生命保険の掛け金は、どうやって決まるかをお伝えします。
「生命保険の掛け金がなんとなく高いな~」
や
「他の人と比べてうちの生命保険は安いからいいよね」
と、言った方も読んでいただいた方がいいかもしれません。
生命保険の掛け金が高いのも、安いのもどちらにも、理由があり、そして、罠があります。
知らないよりは、絶対しておいたほうがいいです。
そして、見直しのきっかけにしてください。
生命保険の掛け金を構成するものは4つです。
ただ、保険種類や保険会社や商品は同じだという条件です。
1、年齢
これは、みなさんがなんとなく知っていることだと思います。
人が亡くなることで、保険金が受け取れる生命保険では、人の死亡率が重要です。
逆にいうと、これから後、どれだけ生きることができるかということです。
そこで、参考にしているのが、「平均余命表」です。
これは、何歳の人が、あと平均で何年生きることができるか、をデータ化したものです。
当然、若ければ、長く、年齢が上がれば、短くなります。
短いと言うことはリスクが高いということになり、掛け金が高くなります。
逆に、若ければ、リスクが低いから安くなります。
全ての世代を通して、公平、平等であるために、年齢による、掛け金の違いをだしています。
なので、生命保険の募集人がクロージングで「誕生日がくると、掛け金があがるよ」と言うのは、あながちうそではありません。
2、保険金額
みなさんが、生命保険において、掛け金に疑問を持ったときに最初に確認するところではないでしょうか。
「うちの生命保険がなんとなく高いのは、保険金額が高く設定されてるんじゃないか?」
と、思うはずです。
「こんなに必要なのかな~」と思うかもしれません。
生命保険は保険金額が高ければ、高いほど掛け金が高くなります。
掛け金を抑えたければ、保険金額を下げれば安くなります。
ただ、安くすれば、万が一のことがあったときに、受け取れる金額も安くなるということですから、それで、困るようなことがあれば、本末転倒な事態です。
なので、保険金額は適正な額をしっかり見てもらいましょう。
3、保険期間
同じような年齢で、同じような保険金額なのに、掛け金が安いとか高いとかあります。
「同級生のあの人の生命保険、うちよりだいぶ高いけど大丈夫かな~?」
なんて、心配になることもあると思います。
「もしかして、騙されてるんじゃない?」なんて思うかもしれません。
実は、逆に、同級生の方が思っていますよ!
「安すぎるけど大丈夫かな?」と。
そして、「保険期間が短いんじゃないか」
と思います。
そうです。
保険期間は長いほど、掛け金は高くなります。
安すぎる方の保険は、保険期間が短くなっています。本当は60歳までは生命保険が必要だと思っているのに、実は10年で終わってしまう生命保険になっていませんか?
単純な話、30年間の生命保険より10年間の生命保険の方が1/3安いわけです。
生命保険の募集人も、現在の話をしますが10年後、20年後の話はしないかもしれません。
そうなると気づかないですよね。
注意してください。
4、払込期間
実は、掛け金の払込期間は様々選べます。
【全期払い】といって、保険期間中ずっと払っていくもの。
【短期払い】といって、早めに掛け金の支払いを終わらせて、保障だけ残すもの
とがあります。
全期払いと短期払いでは短期払いのほうが高くなります。
生命保険は毎月支払っていることが多いですが、生命保険も実は、掛け金のトータルの金額は決まっています。
それを、分割して毎月支払っているにすぎません。
なので仮にトータルで100万円の生命保険なら、20年で年間50万円。月にすると、4万円くらいです
これを10年で払うと、年間で10万円、月8万円です。
倍くらいにはなりますが、払い終わった後も、保障を続けていけます。
というように、払込期間によっても、掛け金が違います。
まとめ
今回は生命保険の掛け金にまつわる話をお伝えしてきました。
生命保険の掛け金は、保険金額を高くしたり、安くしたり、保険期間を長くして、短くすることで自分でコントロールして契約することが本来は可能です。
でも、めんどくさいから、募集人に任せていたり、説明をきいていないと、逆に募集人にコントロールされていまします。
また、掛け金ばかりに目が向いてしまうと、必要な保障を見落としてしまうかもしれません。
せっかく考えて加入したのにいざとなったら、まったく使えない生命保険ってことにならないバランスが大事ですね。
今回も読んでいただきありがとうございました。