知ってたほうがいいかも!!保険のあれこれ

現役の保険代理店の営業が日々の活動で感じたこと、思ったことを書こうと思います。みなさんのお役に立てれば幸いです。

わたしは学資保険をすすめません。

こんにちは!

 

お立ち寄り頂きありがとうございます。

 

前回は学資保険ってどんなもの、4つくらいお勧めをしました。

 

でも、わたしは表題にあるように学資保険は薦めません。

 

今回はそれについてお伝えしていきたいと思います。

 

なぜ学資保険を勧めないのか。

それはなにかが足りないからです。

 

【学資保険を勧めない理由】

      ・

      ・  

      ・

      ・

      ・

それは、単純に、保障がないからです。

 

今の学資保険は、契約者がパパさんかママさんになります。

もし契約者のパパさんに万が一のことがあったらどうなるでしょうか。

 

前回もお伝えしたとおり、保険料の支払いがストップします。

ただそれだけです。

 

お金は子供が18歳になるまで受け取れません。

 

もともと大学入学に向けての貯蓄だから、気にならない方も多いと思います。

 

しかし、まだ子供が小学生や中学生のときにパパさんに万が一のことがあった場合どうしますか?

 

高校に進学して、子供の才能を見出されたり、子供本人がやりたいことを見つけたとき

どうしましょうか。

 

18歳になったらお金が入るからそれまで待ってもらいますか?

もしかしたらやさしい子供本人が親に気を遣って諦める選択をするかもしれません。

 

そんなことになったらわたしなら死んでも死にきれません。

「いや~、うちは別で保険に入っているから大丈夫じゃないかな」

ていう方もいます。

 

その別の保険って残された家族の生活費を想定してませんでした?

教育資金の対策は生活費では賄えないから対策するんです。

 

なので生活費とは別で保険をかけていくんだと思います。

 

その点で、わたしは、学資保険は勧めません。

 

では、どんな保険で教育資金の対策をしましょう?

 

わたしは

 

・お金が貯まる(元本われしない)

・死亡保障がある

 

この2点が大切です。

 

では、わたしは何を勧めるかといえば、

 

ほとんどが

 

終身保険です

 

先に言っておきます

返戻率はすこぶる良くないです。

元本われはないですが。

 

30歳の男性を例にO生命保険のプランです

【10年払込プラン】

死亡保障          200万円(最低保険金額・これ以上低くできません)

払込期間          10年

保険料           13,194円/月

総払込保険料        1,583,280円

18年後解約金(受取金)  1,607,800円

返戻率           101.5%

 

【15年払込プラン】

死亡保障          200万円(最低保険金額・これ以上低くできません)

払込期間          15年

保険料           8,808円/月

総払込保険料        1,585,440円

18年後解約金(受取金)  1,607,800円

返戻率           101.4%

 

ほとんど、払った金額と同じくらい(22,000円増)返ってきます。

 

今、もしかして、「保険じゃなくていいんじゃない」

とか「この返戻率なら銀行と変わらない」

て、思った人、全然違いますよ!!

 

だって保険ですから、パパさんに万が一があった時、そのタイミングで200万円を

ご家族が受取ることができます。

 

実は当たり前のことですが、数多くある金融商品の中で契約者が亡くなった時にお金が増えて受取れるのは保険だけなんです!!!!

 

この場合、200万円というお金をご家族の生活費とは別で受取ることができるんです。

そうすれば、高校生の時期にお金が必要になっても、18歳を待たずに受取ることができるんです。

 

なので、わたしは、多少返戻率が悪くても、終身保険を勧めます。

実際わたしもこれで準備しています。

 

さらに、万が一のこともなく、そして、教育資金もかからなかった場合(大学に進学しなかった等)は、解約せずに、そのまま残しておけば、子供が結婚するときや、子供が家を建てるとき、はたまた、孫が産まれた時に解約してお金を子供に渡すことが可能です。

 

その場合は年1%くらいずつ解約金が増えていきます。

 

ものすごく多目的に使い勝手がいい貯蓄になると思います。

 

終身保険は他にも米ドル建てにしたり、リスクを多少負って変額保険にしたりすることもOKだと思いますよ。

このプランはFPや保険募集人しか思いつかないかもしれませんね。

ぜひ、考えてみてください。

 

 

今回も読んでいただきありがとうございました。

 

みなさんのお役に立てたならありがたいです。