知ってたほうがいいかも!!保険のあれこれ

現役の保険代理店の営業が日々の活動で感じたこと、思ったことを書こうと思います。みなさんのお役に立てれば幸いです。

医療保険は本当に必要ないのか?それとも必要か?

こんにちは

 

今回もお立ち寄り頂きありがとうございます。

 

今回のテーマは医療保険は必要か、ということです。

 

の疑問を持った人の多くは、

医療保険を提案されたけど、どうなの?

医療保険に加入しているんだけど1度も使ったことないし、もったいないからいらないんじゃない?

って方が多いと思います。

 

実際、インターネット上では必要ないという意見を多数拝見しますし、某保険会社のセールスの方も医療保険は提案しないようです。

(その保険会社は富裕層をターゲットにしているため)

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わたしが面談した中では、医療保険って必要ですか?って質問をされることはなかったです。

 

むしろ、医療保険だけは入っておきたいという方が多いです。

 

まれに、お客様でドクターの方がお金あるから医療保険はいらないと言ってました。

 

医療保険が必要か必要でないかは、このあたりにヒントがありそうです

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【保険ガーデン】

 

 1:医療保険とは

まずは、医療保険のおさらいです

医療保険とは民間の保険会社が販売している、保険で、基本的には現金給付保険です。

公的健康保険は、自己負担割合の分だけ自己負担しますが、医療サービスは現物給付

ということになります。

医療保険は、ケガや病気で入院したり、手術を受けたりすると、契約したときの、入院1日5千円とか、1万円とかが受け取れたり、手術をすると、10万円や20万円受け取れるという仕組みになっています。

この日額いくら、手術いくらを保険のベースに様々な特約がついているということになります。

年齢により保険料も変わってきますが、おおむね、3千台から5千円台が多いです。

 

2:医療保険が必要ない理由

2-1 高額療養費制度がある

高額療養費制度ってきいたことがある人は多いと思います

 

高額療養費制度とは、同じ人が同じ病気で、同じ医療機関で同じ月に受けた医療費の自己負担には上限を設けるという制度です。

上限とは、

80,100円+(総医療費ー267,000円)X1%

です。

 

仮に総医療費100万円なら、

80,100+(100万円ー267,000)X1%

で87,430円になります。

 

この87,430円で、保険適用された部分の医療費の支払いになります。

 

87,430円なら、なんとか貯金を切り崩して払えそうですね。

なので医療保険は必要ないんです。

 

2-2 公的制度がしっかりしてる。

日本はもしかしたら皆さんが思っている以上に、医療(病気や怪我)に関しては手厚いのかもしれません。特に、会社員や、公務員は手厚いイメージです

1、労災

仕事中のケガは労災の対象になります。なので、仕事中にケガをすると、労災保険で医療費が賄われます。

 

2、自賠責保険

自動車の事故で被害者であれば、自賠責保険が治療費に充てられます。上限はありますので、全てというわけにはいきませんが、初期の治療費は賄えます。

 

これだけ国が医療費を賄ってくれるのであれば、医療保険を使うタイミングは狭まれます。

 

2-3 いつ使うかわからないし、保険料が掛け捨て

医療保険が、というよりも、そもそも入院・手術もするかどうか、わからないです。

使うかどうかわからない保険に掛け捨てするくらいなら、その保険料を貯蓄した方がいいんじゃないか。

ということです。

月々4,000円の保険料なら、2年貯蓄すれば96,000円になります

96,000円なら高額療養費分にはなりますよね。

 

このような理由で医療保険は必要ないんじゃないかと言われています。

基本的には預貯金で賄えるんじゃないかということです。

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【保険ガーデン】

 

では、医療保険が必要な理由はなんでしょうか

3:医療保険はあった方がいい理由

3-1 医療費は、高額療養費だけじゃない

高額療養費はそもそも、保険適用された部分が対象です。入院すると、保険適用ではない費用が発生します。

例えば入院中の食事代や差額ベット代です。また、奥様が入院すれば、ご家族の食事は外食が増えたりします。

入院でかかる費用は、治療費だけではないので、それを含めて医療保険は必要だと考える方が多いです。

高額療養費は原則、同じ月というのが、あります。月をまたげば、2回分の高額療養費になります。つまり16万円くらい。です。

 

3-2 保険適用外の医療を受けれるようにしたい

保険適用ならば高額療養費で支出を抑えることが可能ですが、保険適用外の医療を受けるには、現金が必要になってきます。先進医療なんかがそれにあたります。まだ、保険適用にはしてないが、効果は実証済みな高度な医療です。

これからまだまだ増えていくはずです。例えば重粒子線治療はガンに対して一定の効果が認められています。この重粒子線治療は1部位でおおむね、300万円です。

この300万円を現金で用意しなくてはなりません。用意できなければ諦めるしかありません。諦めないために医療保険に加入している方が多いです。

3-3 預貯金を切り崩したくない

医療保険がいらない理由の最も大きな理由は、医療費は預貯金で賄えるということです。

が、この預貯金を切り崩したくないという理由で医療保険に加入しているかたもいます。

預貯金は、何か目的があって、貯めているものなら、なおさら崩したくないでしょう。

そもそも、この預貯金は、いくらあって、いつまで残しておいたらいいのかわかりません。途中で医療費とは別でお金が必要になったときに、切り崩してしまったら、医療費はどうしましょう。

預貯金等を気にせず医療費の準備をするために医療保険に加入している方が多いです。

 

4:まとめ

医療保険は本当に必要か?

わたしは、この答えはあったほうが、いいという結論です。

「医療費は預貯金で何とかなる。」

では、あまりにも無責任かと感じます。

 

この預貯金は、どれくらい必要でいつまで、残しておかなきゃいけないかを考えなければいけないです。

いくら、必要か。これは単純に、どこまでの医療費を自分で準備するか。そしてこれ以上は諦めるかということです。

 

いつまで用意しておくのか。預貯金で医療費を準備するということは、その預貯金は他の用途では使えません。使った時点で、医療費が足りなくなります。いつ、どんなタイミングで必要になるか、わからないので、それまでは残しておかなきゃいけません。また、他の目的、例えば、子供の教育資金対策、マイホームの頭金等で貯蓄していた場合、入院した時点で、その貯金を切り崩したら、本来の目的は遂げられません。

 

また、1回入院したら、また、貯蓄しなおしです。

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そんな心配をしなくてもいいように、医療保険はあったほうがよいと考えます。

 

お金に余裕があり、常に、余裕のある収入がある方は、医療保険は一切いりません。

そういう方は保険料の無駄使いなので加入しないでください。

 

そうでない方は、医療保険の保険料は、必要経費だとしたほうがよいと思います。

 

医療保険の相談は是非FPに相談してみてください。

また、自分には、自分には医療保険が必要か?と疑問に感じた人もFPに相談してみてください。

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