ライフプラン表を作ってもらおう!!
こんにちは
今回もお立ち寄り頂きありがとうございます。
FPの仕事をしていると、保険の提案をする前に、ライフプラン表を作ることがあります。
わたしも、企業様向けのセミナーや従業員様への福利厚生の一環としてライフプラン表の作成を行ってきました。
また、住宅メーカーとのタイアップで作ったこともあります
ライフプラン表を作ることは、将来の家計の流れをつかむきっかけになりますし、夫婦で将来のことを話し合うチャンスにもまります。
そして、ライフプラン表をみて、気づくことが多くあるはずです。
なので、今回はライフプランについて、お伝えします。
1:ライフプランってなに?
ライフプラン表とは、家族の将来のライフイベントやお金の流れ(キャッシュフロー)を一覧表にして可視化したものです。
ライフプランと合わせて、一家の大黒柱のご主人に万が一のことがあった時のリスクプラン表と老後のお金の流れのリタイアメントプランと分けて作る場合もあります。
なので、将来の夢ややりたいこと、「こんな人生を送りたいな」、や、「子供の教育資金の準備」など、家族で話し合いながら、作成していきます。
ライフプラン表を作ることで、なんとなくで感じていたお金の流れがはっきりと見えてきます。
2:ライフプラン表に載せるライフイベント
ライフプラン表を作ることは、ご家族のライフイベントを把握することです。
そうすることで、これからいくら準備しなきゃいけないかが把握できます。
特に「人生の3大支出(教育資金、住宅資金、老後資金)」は必要項目です。
1)子供の進学
子供を持つ親としては一番気になるのが、子供の教育資金です。
特に大学進学は、生活費や、月々の収入よりも大きな負担になることが多いです。
つまり、家計上では赤字になります。この赤字額が把握できていれば、いまからいくら準備するといいかは、見えてきますね。
2)住宅購入
これから住宅を購入する予定の方は、ライフプラン表は必須です。
住宅ローンは決して小さくない負担になります。
また、住宅購入すると、固定資産税がかかりますから、今の家賃と同じ金額の住宅ローンでも、固定資産分は、負担増になります。
これらをライフプラン表に表すだけで、住宅ローンの不安が少し解消できます。
また、いつまでにいくら頭金を用意するかもみえてきますね。
3)定年退職
定年退職を迎えると、ここからは、いわゆる老後の生活になります。給料もなく年金と退職金と、今までの貯蓄で賄うことになります。
今はなんとなく、老後は大変だと認識されていることが多いですが、一覧で見ると、現実的になるかもしれません。
4)夢の実現
夢の実現という表現は、は大げさかもしれませんが、将来「独立して自分のお店を持ちたい」
「海外に移住したい」「アーリーリタイアしたい」など、将来の夢があるかと思います。
これをライフプラン表に記入していくことで、実は、夢が目標に変わります。
ライフプラン表に「いつまでに、いくらいるか」を記入すると、いままで、無理かと思ってたことが、意外と無理じゃなかったり、励みになったりします。
また、家族に宣言することで、やらなきゃって感じるかもしれません。
5)その他
他にも、毎年旅行に行きたいとか、4年に1回車を買い替えたいとかも記入するとよいですよ。
3:月々の収入と支出を把握しましょう
ライフプラン表の作成には、ライフイベントだけでなく、月々の支出と収入も書いていきます。
収入は夫婦、共働きなら二人の支出を把握できます。
給料以外の収入があればそれも把握していきます。
そして支出です。
支出は細かく分けて把握していきます。
生活費ひとくくりにしないで、食費、光熱費、通信費、ガソリン代、家賃、等
細かく分けていきます。
実はこれで、無駄使いや、使途不明金がわかります。
ライフプラン表の作成をきっかけに、家計の見直しもできます。
使途不明金とは、何に使ったかわからない支出です。
きっと、コンビニで買った、お菓子やジュース、本や、雑誌かもしれません。
ゲームの課金かもしれません。心あたりがあれば、それです。
4:リスクプランも考えよう。
今までのライフプランはご家族みんなが元気で過ごせた場合の将来の見通しです。
ここで考えなきゃいけないのが、リスクプランです。
大きな事故があったり、病気で、ご主人や奥様に万が一があった場合、今まで作ったライフプランは必ず破綻します。
この万が一があった場合でも、なるべく破綻せず、ライフプランどおりに進めていけるようにプランを立てるのがリスクプランです。
正直諦めるものもでてくるかもしれません。
万が一があった場合の、プランは実は重要なんですよ。
5:まとめ
今回はライフプラン表のことを簡単にお伝えしました。
ライフプラン表を作成することで、よくも悪くも、将来を把握できます。なんとなく不安に感じていたお金の問題を把握することで、何を準備したらよいか、何をすべきかがわかります。
ただ、ライフプラン表を自分で作ることも可能ですが、ご家族だけで作るには、調べることが、多いです。
また、どうしても見落としてしますこともありますので、FPや金融機関の人に間に入って作ってもらうのがよいかと思います。
妥協のないライフプランができてより、現実になりますよ。
そして不安や問題を少しでも解決できればいいと思います。
今回もありがとうございました。