生命保険の種類わかりやすくします【保険の選び方】
こんにちは。
お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日もよくある質問です
「生命保険って、たくさん商品あって、どう違うのかわからないんです」
ほんとにそうですよね。このように思われている方ってすごく多いと思います。
現在、日本では40社以上の生命保険会社が金融庁の認可を受けています。
そして、おそらく商品として1000種類くらいあるかもしれないです。
この1000種類を比較してたらさすがに、挫折します。
そして、生命保険はとりあえず、このままでいいや。てなります。
お気持ちは十分わかります。
なので今日は、簡単にわかる保険の種類の案内をしていこうと思います。
これがわかれば、商品の正式名を見ればなんとなく保険が見えてきますよ。
ではいきます!!
先ほども言いましたが、日本には現在1000種類以上の商品がありますが、
実は根本はたった3つの保険でしかありません。
たったの3つです!!3つなら覚えられそうですよね。
①定期保険
②養老保険
③終身保険
です。
では、それぞれを比較しながら詳しくみていきます。
条件をそろえます
30歳の男性が30歳から60歳までの保険加入したとします。
月々2万円支払います、30年間で720万円です
30歳から60歳の間で万が一のことがあると、ご家族は
①定期保険 5600万円
②養老保険 600万円
③終身保険 960万円
受け取ることができます。
ではみなさんならどれかをひとつ
選びなさいと言われたらどの保険を選ぶでしょうか。
多くの方は①定期保険を選ぶでしょう。当然ですね。
保険には実は2つの機能があります。
1つ目は万が一のことがあったときの保障という機能
2つ目お金をためる貯蓄機能です
この2つの機能について3つの保険を考えてみます
①定期保険
30歳から60歳までに万が一があればご家族は5600万円を受け取れます。
では60歳をすぎたらどうでしょう。60歳を過ぎて万が一があっても1円も
受け取れません。さらに、720万円を総額で支払いますが。1円も貯蓄できていません。
つまり定期保険は「掛け捨ての保険」です
定期保険って書いてあったら掛け捨てなんだなって思ってください。
次は②養老保険です。
養老保険も定期保険と同じように
30歳から60歳までになにかあればご家族は600万円を受け取れます。
では60歳をすぎたらどうでしょう。60歳を過ぎて万が一があっても保険金
を受け取ることはありません。では、支払った720万円は貯蓄されているのしょうか。
答えは支払った掛け金は貯まっています。60歳を過ぎて満期を迎えると
720万円支払ったものに対し、600万円くらい現金で受け取ることができます。
なので、養老保険は「積立の保険」だと覚えてください。
ただ、今はお金をためるには金利状況が悪いので支払い金額に対して受取り金額が
減っています。
では、最後、③終身保険です。
終身保険もこれまでと同じように
30歳から60歳までになにかあればご家族は960万円を受け取れます。
では60歳をすぎたらどうでしょう。定期保険、養老保険は60歳を過ぎて万が一が
あっても保険金を受け取ることはありませんでしたが、終身保険はいつ万が一があって
も960万円を受け取ることができます。では支払ってきた掛け金は貯蓄されているで
しょうか。
答えは貯まっています。では、いつお金を受け取れるのかといいますと・・
終身保険だけは契約者の選択になります。
何を選択するかというと、60歳を過ぎて960万円という保障の機能を残していくか
保険自体を解約して解約返戻金という形で現金を受け取るという選択ができます。60
歳で払いが終わった後、すぐに解約をして現金を受け取ると720万円の支払いに対
し、概ね712万円くらい受け取ることができます。60歳の支払いが終われば、どの
タイミングで解約しても現金にすることができます。60歳以降は少しずつ解約返戻金
が増えていきます。
なので、終身保険は万が一の保障を残していくか、解約して現金を受け取るかの選択が
できる保険です。
ただ、終身保険の最大の特徴は「一生涯の保険」です。
ここまで見てみるときっとそれぞれのイメージが変わってきたのではないでしょうか。
保険金額 60歳以降保障 貯蓄機能
①定期保険 5600万円 X 〇
②養老保険 600万円 X 〇
③終身保険 960万円 〇 〇
これだけの条件があって、どれかひとつ選んでくださいときかれたら、どれにしますか?
わたしが聞いた中では、圧倒的に③終身保険でした。
実は保険金額と掛け金だけでは、自分が希望しているものを選ぶのは難しいですよね。
今、日本にある、1000種類以上の保険商品はこの3つの保険の組み合わせと、保険
期間を長くしたり短くしたりアレンジでしかありません。
ただ、どれがいいとかではなく、この3つの保険の特徴をうまく組み合わせてみなさん
にあった保険を考えてみてください。
担当の方に「これって定期保険だから掛け捨てだね」なんて言ったらビックリしますよ。
逆にこの説明できなかったり、そもそも3つの保険がわからない担当者は保険の基本が
わかってないので考え直したほうがよさそうです。
長くなりましたが大事なことです。
で読んでいただいてありがとうございました。